フィルターが入るマスク

■革作家が本気で考えて作ったマスク

マスクがなかなか手に入らない状況。本当に数か月前には想像できませんでしたね。

最初は昨日店頭に並んでいるものが次の日に無くなるという状況に、少し焦りもしましたが「しばらくしたら必ず供給されるから」とそこまで心配もしていませんでした。ですが、想像よりはるかにマスクの入手が困難な現実。

 

不安がる私の両親や周りの人を見るにつけ、「私にできることは?」とずっと考えて来ました。

 

最初は手作りマスクをたくさん作って、友人や私のお客様に無料で配ろうと考えました。

でも、ウイルスの大きさが0.1㎛と非常に小さい事。そして布の繊維の隙間がはるかに大きいため、他人に感染させないエチケット用としての効果しか見込めない事を知り、作るのを止めました。

 

 

 

でも、私がしたかったのは、少しでも不安を払拭できるマスクだったからです。

 

 手作りではダメなのかと諦めそうになりましたが、調べるうちに少しわかってきました。

マスクに関して諸説あるようですが、不織布マスクの繊維もウイルスの大きさよりは大きいものの、ウイルスを防ぐには効果があるという事。それは信じてもよさそう。でもマスクと鼻、頬、あごなどの隙間がその機能を台無しにしていること。それなら布マスクに不織布マスクやフィルターを入れて使えるものを作ってはどうかと思いました。

 

 

 今までマスクと無縁だった私ですが、今回のコロナでマスク生活がスタートし、毎日つけてみるといろんな難点があることに気づきました。その難点がマスクの効果を下げる要因とも密接に関係していることに気づき、その全てをできるだけ改善できるよう何度も作り直し、今回のマスクは誕生しました。

 

 完成までは材料の仕入れも本当に難しく、ドラマや映画でみる戦争中のような気分になり、届くと思っていた材料の仕入れ先から何日も経ってから供給不可のお知らせが届いたりと完成まで本当に時間がかかりました。

 

 最初は「マスクは簡単だしたくさん作って」と思いましたが、ひとつひとつにこだわると無料で配るのは無理でした。でもギリギリのお値段を設定して今回販売させていただきます。

 

 全く営業できない日々の中で今回のマスクはお休みを余儀なくされたスタッフにお願いして自宅で作ってもらうことにしました。私たちはマスクのプロではありません。ですが、心を込めて考え、一生懸命作らせていただきます。いつか豊富に安く高性能なマスクが出回るその日まで、皆さんの不安を少し解消できたら嬉しいです。

 

 欲しいと思われる方はその点をご理解の上、下記のマスクの難点を克服するためにこだわったポイントもご一読いただき、下記からご購入いただければと思います。

 

 

■今までの不織布、ウレタンマスク、布マスクの難点

  1. 布マスクではウイルスを通してしまう
  2. フィルターを入れると息苦しい
  3. 鼻との隙間ができてしまう!
  4. 眼鏡がくもる!
  5. 頬、あごの隙間も気になる!
  6. マスクを清潔に使いたい!
  7. ゴムが緩くてすぐにずり落ちる

Point1 スリットタイプのポケットでフィルターを内蔵できる

布では防げないウイルスも、フィルターを中に収めることができるのでしっかりと防御できるマスクに変わります。

スリットタイプのポケットなっているのでフィルターの出し入れもとってもスムーズです。

Point2 マスクの息苦しさを軽減

不織布マスクをし始めた時、息苦しさをかなり感じました。布マスクにフィルターを入れる3重構造ならなおさらです。

フィルターポケットがある布マスクも時々売られていますが、マスク上部や両サイドから挿入するタイプばかり。それだと3重になってしまいます。今回のマスクは呼吸する部分が2重になるよう、内側の布部分の裁断を工夫しました。呼吸、着脱共にストレスを感じさせません。

 

Point3 鼻の凹凸を塞いでマスクの性能をアップ!

これが一番大切かもというポイントですが、鼻の凹凸とマスクの間の隙間がマスクの性能を台無しにするという事です。

 

とっても微細なウイルスは呼吸をするたびにその隙間から中に吸い込まれていくそうですね。それを知って考えました。

 

 そこで、革作家らしく革の登場です!この弁のような役割に適する素材はないかと考えた結果、「鹿の革」が最適だと思いました。

 

鹿の革はとても繊維が細かく、洗顔や洗車、理髪店のカミソリを研ぐのにもつかわれるほど、水に濡らして重宝されています。洗濯でき、しなやかで、柔らかく、柔らかすぎず、肌触りも良い。そして何よりその繊維が驚くほど密なのです。そのセーム革をマスクと鼻の凹凸によってできる隙間部分に弁のようなパーツにして配しました。これでかなりの隙間を減少させることができます。

Point4 眼鏡が曇る

店で細かな仕事をする私は眼鏡が欠かせません。でも眼鏡をかけるとあっという間に曇ってしまいます。
 何も見えないと全く仕事にならず、マスクを外すか眼鏡を外すかという状況に。。。

 

とっても繊維がつまった鹿革の弁が眼鏡がくもらない環境を実現!もう曇り止めを買う必要はありません。(笑)

 

Point5 頬、あごの隙間も軽減

大きいなと思われたかもしれません。ですが、今回ばかりは本気でウイルスに対抗しなければなりません。何度もラインを書き直し、あごの下までカバーし、耳近くまで覆うようにデザインしてみました。

Point6 抗菌加工済みの生地を内側に使用

マスクが本当に手に入りにくい時には、不織布マスクを滅菌して再利用する必要がある方もいるかもしれません。そんな時もできるだけ安心してご利用いただけるように、今回は布に抗菌処理を施してもらいました。

 

マスクの内側に使用している生地は肌触りの良いネル素材、さらっとして薄い着け心地のちりめん素材の2タイプ。どちらも特注で「抗菌防臭抗ウイルス加工」を施していただいています。

  SN加工 :  丹後織物工業組合

Point7 ずり落ちないマスクの為に

マスクを紹介するページやサイトでほぼ毎回目にするのが「耳が痛くならないゴム」というフレーズです。

 

長くつけるには確かにそれも大切なんですが、不織布マスク用のゴム紐で作った布マスクや通常の不織布マスクであってもゴムが細く弱いために直ぐにずり落ちてきます。ウレタンマスクも使ってみましたが、お話するうちに直ぐにズレてきます。鼻がマスクの上に出てしまっている方をたくさん見かけます。

 

どんなに隙間を埋めて、フィルターを挟んで抗菌を施しても、鼻が外に出てしまったのでは、全く意味がありません。

 

そこで、弊店のマスクは下着材料メーカーさんから下着用のゴム紐を取り寄せました。複数回の洗濯にも耐え、しっかりしているので、ずり落ちる危険性を軽減できます。

 

そして男女兼用でお使いいただけるようにアジャスター金具も取り寄せました。今までの細いゴムよりは存在感がありますが、ずり落ちにくい安心感を実感ください。

営業時間:10:30~18:00

定休日:火曜日・水曜日

TEL:0774-24-3525

E-MAIL: info@tiny-sprout.com

店舗所在地:京都府宇治市宇治妙楽28

革製品のセミオーダー待ち時間 1年
送料一律600円 20000円以上お買い上げで送料無料